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インゴットと純金製品の違い

2018年12月13日

お客様からよく頂く質問に

「同じ純金でもインゴット(のべ棒)と指輪やネックレスの純金で何が違うの?」

というものがあります。今回はこの疑問に答えたいと思います。

疑問に思う理由は、当店に限らずどのお店も、質預かり・買取のグラム単価がインゴットの方が高いからだと思います。

 

結論としては純度の保証が違います

日本では99.99%以上の純度の場合に純金と表示しても良いことになっています。そしてインゴットにはしっかり999.9(99.99と同意)と刻印されています。

しかしジュエリー用であれば99.9%でも純金と表示して良いことになっています。

つまりインゴットの方がジュエリーとしての純金より0.09%純度の保証は高いということです。

 

ここで、0.09%程度の違いで金額に差があることに疑問を感じるかもしれません。

実は、金の需要はジュエリー用より工業用としての方が多く、工業用には用途にもよりますが、純度の高い金(インゴットレベル)が必要です。中には99.999%必要なこともあるみたいです。

そして、ジュエリーとして使われていた金を工業用に使おうとした場合、精錬が必要となり、これにはコストがかかります。だから同じ純金のはずの2つには単価の違いがあるのです

 

ちなみに、プラチナは金より純度を高くするのが難しく、インゴットでも99.95%です。

【質屋許可番号 / 岐阜県公安委員会第531090000021号】
【古物許可番号 / 岐阜県公安委員会第531090001494号】

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