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金プラチナの純度について

2019年02月01日

金やプラチナのよくある純度表記にK18(18金)やK14、Pt900、Pt850といったものがあります。これらの純度に表記についてどう言う意味なのか聞かれることが多いので、回答させて頂きます。

 

プラチナは分かりやすく、Pt900であれば90%、Pt850であれば85%プラチナが入っているという意味です。昔のお品物だと、PtではなくPmと書かれていることも多いですが、同じ意味です。

金は少し分かりにくく、24分率表記なので100%のものがK24になります。ですので、K18(18÷24=0.75)というのは75%、K14は58.5%という意味です(金でも750や585と刻印されているものもあります)。

この純度というのは何かと言いますと、重さの割合です。例えばK18は75%ですので、10gのK18であれば7.5gの金と2.5gのそれ以外の金属(銅など)が使われていることになります。しかし、金は銅などと比べるととても重いので、体積でいえば56%しかありません(混ぜ物の金属の種類で多少前後します)。

金やプラチナは腐食しにくいと知られているため、K18やK14のお品物が昔より色が変わったり、黒ずんだりすると、偽物じゃないか?と疑問に思われる方も少なくありません。これは、残りの44%の金属の部分が酸化している可能性が高いです。ですので、一概に金じゃないと決めつけるのは早いかもしれません。

また、この現象は主に金製品に見られるもので、プラチナ製品では目立ちません。これは、プラチナ製品の純度は金製品より高いことが多い(一般的な金製品はK18(750)やK14(585)、プラチナ製品はPt900やPt850)からです。金の純度が低い理由は、金はプラチナより軟らかいため、他の金属を入れないと耐久性が下がってしまうからであり、粗悪品だとか嵩増しをしている訳ではありません。

 

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また、お預かりの場合、お買取り額の90%くらいの価格になります。

【質屋許可番号 / 岐阜県公安委員会第531090000021号】
【古物許可番号 / 岐阜県公安委員会第531090001494号】

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